デザインや肩書きで悩まない!会社の代表が名刺を作成するポイントを紹介!

名刺は大切なビジネスのコミュニケーションツールです。名刺ひとつで、企業や店舗へ注目してもらえ、収益につながる可能性もあります。特に経営のトップに立つ人の名刺は、自分だけでなく会社の顔にもなると考えて作成すべきでしょう。

ここでは、企業の代表が持つべき名刺のつくり方や、肩書きの表記などについて分かりやすく紹介します。

トップが持つ名刺はこだわりを持って作成しよう

経営のトップに立つ人の名刺が、普通の社員が持つ名刺と同じデザインや内容で良いとは言えません。スタイリッシュかつシンプルなデザインで、高級な紙を使ったトップの名刺は見る人の印象が良くなる例のひとつです。代表者の名刺が安っぽいペラペラの紙だとすれば、頼りないと思われてしまうかもしれませんし、デザインにまるでこだわりがなければ、忘れられてしまう可能性もあります。

戦略やブランディングに合わせようとすると、あまりかっこ良すぎる凝ったデザインは逆効果と言う場合にも、紙の種類やフォントの見やすさ、コンテンツをどう配置するかなどこだわるべきポイントは多いですし、いくらでも高級感を持たせられるでしょう。

ごちゃごちゃした名刺は伝わりにくい

名刺の作成では、名刺を渡された人から見て、どのように感じるかを意識して作成するようにしてください。例えば、自分が代表となっている会社がどのような事業を展開しているかや、企業のコンセプトを事細かに伝えたいなどと、名刺により多くの情報を詰め込むケースがありますが、あまり良い例ではありません。

名刺はサイズの小さいものですから、多くの情報を入れれば、当然ながら多くの文字を使いがちになり、読みにくくなってしまうでしょう。ごちゃごちゃとしたまとまりのない名刺は、表現したいことが正しく伝わらない可能性があるだけでなく、結局どのような活動を行っている会社かを理解してもらえないかもしれません。

リード文はなるべく短くして、分かりやすい表示を心掛けるのが大切になります。重要なのは、アピールポイントがひと目見ただけですぐに相手へ伝わるかです。名刺の持ち主が企業のトップであり、企業の雰囲気がどのようなものなのか、デザインからイメージしやすいようにすると良いでしょう。

高級紙を選択して格式高い名刺を作ろう

代表取締役や社長などの肩書きがある人が作成する名刺に高級感を持たせる紙の種類があります。一般的な名刺にはバージンパルプを100%使用した上質紙が使用される場合が多いです。塗装がされていない上質紙は、印刷が美しく仕上がるのに加えて、筆記用具を使いやすくメモを書き込みやすいなどのメリットがあります。

しかし、ほかと差がつく名刺を作成したいなら、上質紙よりも価格は上がっても高級紙を選ぶべきと言えるでしょう。特殊紙のディープマット紙360kgは上質紙よりも倍程度の厚みがあり、しっかりとした印象があり、触っただけで高級感を感じやすいです。

企業のトップや個人事業主などの名刺を作成する際に、デザイナーが好んで選択する紙と言われています。厚みがあるため文字がやや凹んで仕上がる箔押しや、好きな形状に紙を型抜きするトムソン抜き加工などにも向いていて、表現の幅が広がる紙です。

カラーバリエーションも多く、黒や紺などの暗色を選択して、白や銀色の文字を印刷すると洗練されたイメージになるでしょう。格式を感じられる名刺にしたいなら、和紙を選択すると厳かで重厚感ある名刺になりやすいです。

手間がかかる製法が用いられた和紙は、日本の伝統にも関わりが深く、手に取ると味わい深い印象があります。種類によっては高額になるものもありますが、美しい見た目と優しく暖かみがある手触りはインパクトが大きいです。

特に、縁取りをしたような見た目の耳付き和紙は、縁が薄めに仕上がる手漉きの製法が用いられたもので、世界に一枚しかない名刺になります。経費をかけて名刺を作成するので安さにこだわるのも当然と言えるでしょうが、ブランディングとなり得る名刺によってビジネスに効果や成果がもたらされなければ、安さを追求する意味がなくなってしまいます。

例えば和紙名刺にしたい場合に、機械漉きの耳付き和紙を選択することもできるでしょう。機械漉きは手漉き和紙とは異なる原料で作られた大量生産品で、インクがにじみにくいなどのメリットはありますが、手でちぎるなどの加工で耳を作ったやや安価な紙です。

格式や本物を求める立場の人が自信を持って名刺交換ができ、よりモチベーションが感じられる名刺はどのようなものなのかを考慮して素材を選ぶと良いでしょう。

名刺に表記すべき代表の肩書きとは

名刺に表示する肩書きに悩む人も少なくありません。代表取締役や代表取締役社長など事業のトップに立つ人でもさまざまな肩書きの名称があります。代表取締役とは役所へ届け出をして法律で認められた人に与えられる役職名です。

この代表取締役の後につく会長や社長は、会社の内部で決定されている役職を指します。名刺に表示する肩書きでは、名刺の持ち主がその企業内でどのように事業へ関わっているかを的確に表現するのが大切です。会社法で定められている代表取締役から多くの人がイメージするのは、経営面でトップに立つ責任者というものでしょう。

一方で社長はプロジェクトなどで意思決定をする立場にある実務でのトップと言うイメージがあります。実際には、経営と実務に関わる人が別人だと不便な場合も多く、代表取締役と社長を兼任するのが一般的です。このため、実務に多く関わっている代表取締役が名刺に表示する肩書きが代表取締役社長となる場合は多いと言えます。

中には、代表取締役専務や代表取締役部長などの肩書きが名刺に表示されるケースもあり、企業が抱える事情などによっても取引先へのアナウンスは異なると言えるでしょう。

個人事業主は代表取締役を使わないで

個人で事業を開始した場合に、代表の肩書きを名刺に使用する人も少なくはありません。社員が自分一人であっても、事業のトップであれば代表と名刺に表記しても良いです。しかし、取締役は取締役会が設置されていない個人事業主が使えない肩書きですので、名刺には表記しないでください。

取締役ではなく、代表や社長などの肩書きを名刺に使用すると良いでしょう。

店舗経営であれば店長、建築士などであれば所長、ディレクターなどの肩書きも多く見られます。

会社の顔となる名刺作成を心掛けて

代表取締役や社長などの名刺に表記する肩書きは、会社でどのように事業へ関わっているかを相手に伝えやすいものを選びましょう。また、経営のトップが会社の顔となるように、名刺はブランディングなどに影響する重要なビジネスツールです。

事業の代表者が持つ名刺の作成では、会社のイメージに合っているか、安っぽくなく格式高く見えるかなどが大きなポイントになります。